ESTIMA(エスティマ)電子技術マニュアル

オークションにてゲット。
このCDには車をいじる上で必要な、配線図や分解図、メンテナンスデータなど、かなり細かいデータが大量に記述されている。
例えば、CVTの制御として信号待ちなどでDレンジのまま止まっていると、内部的にニュートラルにして燃費向上を図っているが、坂道で止まっていると前進する力がかかっていないのでブレーキを離したとたん後退してしまう。
carviewの掲示板でも話題になったが、実際には以下のように、センサーで勾配が一定以上あればニュートラルにならないように制御しているようだ。
ニュートラル制御は停車時(Dレンジ状態),エンジンとトランスミッションの結合を切り離す(自動変速機内部の発進クラッチをリニアソレノイドSLSによって半解放する)事により,エンジン負荷を軽減し,停車時の燃費向上をはかっています。また,Gセンサーによって勾配を検知しており,一定以上の勾配ではニュートラル制御を行いません。
このマニュアルの最大の使い道は、改造するための資料というよりも、車のメンテナンスや異常時にディーラーへ説明する時に威力を発揮する。
最近の車はコンピュータ制御で、ディーラーの営業や整備担当ですら良く分かっていないので、症状を説明しても解決まで時間がかかってしまう。
この資料であらかじめ調べておけば、スムーズに説明でき、「こんなもんですよ」と騙されたりすることはない。
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